【プレママ必見】妊娠中の身体の変化と気をつけるべきことまとめ

  • 2020年8月8日
  • 2020年8月10日
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  • 「妊娠したら身体にどんな変化が起こるのかな…」
  • 「妊娠した後に気を付けないといけないことって何だろう…」
  • 「妊娠についての不安をなくしておきたい」

 

妊娠するとプレママ(初めて妊娠をしているママ)には、つわりなどの様々な体の変化がおこります。

人によって起きる変化・起きない変化があり、また、その変化の度合い(つわりのきつさなど)も人それぞれです。

しかし、変化に対して気をつけるべきことや対策を知っていれば、乗り越えやすくなるのでぜひ参考にしてください!

プー太郎
プレママ必見の内容です!

妊娠中に起きる身体の変化7つとその対策

妊娠中に身体に起きる変化としては主に以下の7があげられます。

  1. つわり
  2. 体重の増加にともなう腰や背中が痛み
  3. 貧血
  4. 便秘
  5. 眠くなる
  6. 切迫流産・切迫早産
  7. 妊娠高血圧症候群
まる子
上の7つの変化が生活にどのような影響が出るのか知っておくことが大切です!

1.つわり

妊婦さんにとって最も大きな変化であり、最もつらい変化とされているのがつわりです。

つわりが起きると「気分が悪くなる」「吐く・えずく」といった症状が起き、また症状の度合いも人によって全く違います

つわりの症状は人によって違い、症状によってやるべき対策が異なるため、しっかりと把握しておきましょう!

まる子
つわりは何で起きているのか知って対策をしないと、ずっと気持ち悪い状態で大変なの…

つわりの症状①「吐きつわり」

「吐きつわり」は、何かきっかけや原因があって気持ち悪くなるのではなく、とにかく気分が悪くなって吐いてしまうという、つわりの中で最も多くの人が経験するものです。

そのため、対策をすれば大丈夫!と言い切れるものではないですが、対策を知らないとつらさを緩和できないため、ぜひ対策を知っておきましょう。

 

「吐きつわり」の症状が起きたら、次のことを実践してください。

  1. 食べたいと思える、食べても気分が悪くならないものを食べる
  2. 休む・寝る
  3. 散歩など気分を変える
  4. 食べたくないときは食べない

 

気分が悪い状態が続くと、食欲はわきませんよね。

しかし、お腹の赤ちゃんの栄養のためと、無理に食べてしまうとまた気持ち悪くて吐いてしまうという悪循環に…。

そこで大切なことは「食べたくないときは食べない」です。

無理に食べて気持ち悪くなれば、ストレスが増えてしまいます。

だからこそ「食べない」と割り切ることが大切です。

 

空腹になったり、どうしても何か食べないといけないときは、食べやすいものを食べましょう!

梅干しやレモンなど酸味のあるサッパリしたものがおすすめですが、その他にもそうめんやゼリーなど、あっさりしてのどごしの良いものが比較的食べやすいです。

つわりの症状②「食べつわり」

「食べつわり」は、空腹になると気持ち悪くなる症状です。

対策は、いたってシンプルで空腹にならないようにアメやお菓子などを常に食べられるよう携帯しておくこと。

しかし、携帯する食べ物はあまりカロリーの高いものや糖分が多いものでないことが大切です!

妊娠中に糖分を過剰に摂取したり、肥満になるような食生活を送ると、お腹の赤ちゃんにも悪影響があります。

つわりの症状③「においつわり」

「においつわり」は、特定のにおいをかぐと気分が悪くなったり、吐き気がするようになったりなどする症状です。

人によって気持ち悪くなるにおいは違いますが、多くの人が「ごはん」のにおいで気持ち悪くなるようです!

「においつわり」の対策は、自分がどんなにおいで気持ち悪くなり、生活のどのタイミングでそのにおいをかぐことになるのかを想定することです。

 

例えば、ごはんのにおいで気分が悪くなるようなら、ごはんを夫に用意してもらう、などが対策になります。

また、スーパーに買い物に行くとき整髪料や香水のにおいで気持ち悪くなる人は、自分が落ち着くにおいを染み込ませたマスクを着用しましょう。

ずっとにおいが続くとつらい人は、ハンカチに染み込ませて、気持ち悪くなったら鼻にあてるようにしましょう。

2.体重の増加にともなう腰や背中の痛み

お腹の赤ちゃんが成長していくにつれ、当然ですが体重は増えていきます。

しかし、お腹がふくらんで体重が増えると、それを支えようとして腰や背中が痛むことがよくあります

 

対策としては「身体が楽な姿勢・寝やすい姿勢を追求すること」

座椅子に座るほうが楽なら、座椅子に座って休むようにしましょう。

横を向いて寝転がると身体が楽になるなら、横を向いて寝転がるようにしましょう。

このように日々の生活のなかで「この体勢・姿勢だと身体が楽だな」と気づくことが大切です。

また、買い物や出かける用事があり腰や背中が痛むなら、夫にマッサージしてもらいましょう!

まる子
妊娠のときも、育児のときも夫の協力は必須よ!

3.貧血

妊娠中は、鉄分が優先的に赤ちゃんに送られるため、妊婦さんは貧血になりやすくなります。

貧血の症状には

  • 頭痛がする
  • 吐き気がする
  • だるい
  • めまいやふらつき

などの症状があり、貧血が悪化すると急に倒れてしまうことも!

 

貧血の対策としては「鉄分が多く含まれている食べ物を積極的にとること」。

レバー、しじみやあさり、それにほうれん草などを頻繁に食べるようにしましょう!

 

貧血が明らかな症状として出てくる場合は、病院に行くことが大切です。

お医者さんに妊娠や貧血のことをしっかりと説明して、日々の食の改善で何とかなるのか、それとも処方箋をもらう必要があるのか判断してもらいましょう。

また、貧血には適度な運動や規則正しい生活も対策になるため、お腹の赤ちゃんやプレママ自身のためにもしっかりと行っていきましょう。

まる子
鉄分を意識した健康的な食事・適度な運動・規則正しい生活が大切!

4.便秘

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や、お腹の赤ちゃんが大きくなることによる腸の圧迫で、便秘になりやすくなります。

妊娠中の便秘対策は「水分をしっかりと取ること」「適度な運動をすること」です。

 

つわりのせいで水が飲めなくなるという人がいますが、水が飲めない人には「炭酸水」「100%ジュース」などがおすすめです。

味が濃すぎず、さっぱりしているものほど飲んでも気持ち悪くならない傾向にあります。

また、運動に関しては「散歩」や「マタニティヨガ」など激しすぎない適度な運動をして、運動時にもしっかりと水分補給をするようにしましょう!

まる子
ちなみに散歩をしながら「赤ちゃんが生まれたら」という目線で家の周辺を観察すると、新しい発見がありますよ!

5.眠くなる

妊娠をしてから、強烈な眠気を感じるようになる、眠気を頻繁に感じるようになる人をよく見かけます。

多くの女性が経験することから、つわりの一種とも考えられているほど。

対策としては「眠たくなったら眠ること」「冷たい水で顔を洗う・体を動かして眠気を覚ます」方法があります。

 

しかし、「眠たくなったら眠ること」は眠気対策として大切ですが、寝すぎると夜寝れなくなって生活のリズムが崩れたり、頭痛やだるさが身体に残ったりどします。

昼間も夜もぐっすり眠れる人には問題ありませんが、夜眠れる人は昼間は「冷たい水で顔を洗う・体を動かして眠気を覚ます」方法をとりましょう!

まる子
ガムを噛んで口を動かすことも眠気対策になるね!

6.切迫流産・切迫早産

流産が起こりそうな状態、早産が起こりそうな状態のことを切迫流産・切迫早産といい、妊娠3か月までは流産が起こりやすく、8か月目を過ぎると早産が起こりやすいです。

切迫流産や切迫早産の症状には腹部からの出血や痛みがあるので、症状が出たらすぐにお医者さんに診察してもらうことが大切です。

 

切迫流産や切迫早産には「~が原因だ!」という特定のものがないため、切迫流産や切迫早産になった場合も自分自身を責めないようにしましょう。

また、切迫流産や切迫早産と診断された場合は、とにかく「安静にすること」が大切です。

夫や両親など、周囲の協力を得てできる限り安静な状態を保ちましょう。

プー太郎
たとえ、流産や早産になっても絶対に自分を責めてはいけないよ!

7.妊娠高血圧症候群

妊娠20週以降の後期に起こりやすい妊婦さん特有の病気が「妊娠高血圧症候群」です。

悪化すると、他の病気を併発する恐れがあり、さらにはお腹の赤ちゃんや妊婦さんにも深刻な影響があります。

 

妊娠高血圧症候群も、切迫流産や切迫早産と同じく、特定の原因がわかっていません

また、自覚症状がないため、妊婦検診で見つかることがほとんどです。

状態が軽いものであれば食生活や生活リズムの改善などで治療が可能ですが、重いものになると入院して安静にする必要があります。

まる子
妊娠中の食生活や生活リズムを整えることは本当に大切よ!

プレママが妊娠中に気をつけるべきこと

プレママに起きる可能性のある身体の変化を7つ紹介しました。

生活に影響の少ない変化から、命に関わる変化まで様々ですが、そういった変化に対して共通して気を付けるべきこと3つを紹介します!

  1. 食生活の改善・健康的な生活にシフトする
  2. 適度な運動をする
  3. 無理をしない

1.食生活の改善・健康的な生活にシフトする

当たり前のことのように思われるかもしれませんが、妊婦さんは赤ちゃんの栄養も同時にとっているため、栄養についてはしっかりと考えるようにしましょう。

野菜でビタミンを取ることはもちろん、肉でたんぱく質を、魚でカルシウムを、レバーやほうれん草で鉄分をとるように心がけましょう。

特に先ほど紹介したように、鉄分をしっかりと取らないと貧血になり、頭痛や疲れなど日々の生活が大変になります。

貧血が悪化すると、急に転倒するなど赤ちゃんにも危険が及ぶため要注意です。

 

しかし、つわりで食欲が起きないときがあります。

そんなときは、食べる気になるものを食べる、もしくは無理して食べずに休むことが大切です。

また、早寝早起きなど、健康的な生活にしていくことが、赤ちゃんにも妊婦さんにも大切です。

まる子
食欲がわかないときは、梅やレモンの食べ物やお菓子!もしくは、そうめんや豆腐などのあっさりしたものがおすすめよ!

2.適度な運動をする

適度な運動には…

  • 身体を引き締めて健康的にする
  • 生活リズムをつくる
  • 便秘を防ぐ・解消する
  • 貧血を防ぐ
  • ストレス発散

などのメリットがあります!

 

妊娠はそれまでの生活が一変することや、様々な制限があること、それに身体の変化でストレスが生まれやすいです。

そのため、適度な運動でストレスを発生することもまた大切なことです。

運動は妊娠中期(妊娠5か月目以降)に始めるのが良いとされており、その時期を目途にお医者さんに一度相談することがおすすめ。

ちなみに妊娠初期はまだ身体の状態が不安定なため、運動は避けた方がよいでしょう。

まる子
家で映画や本を読んで安静にするのもいいけど、やっぱり少しくらい身体動かさないと気持ちが暗くなっちゃうのよねぇ

3.無理をしない

妊娠の全期間を通して共通して気を付けるべきことが「無理をしない」です。

「無理をしない」はしっかりと心に刻んでください!

 

例えば、つい無理をしてしまう場面が「健康的な食事をとろうと意識し過ぎる」です。

妊婦さんはつわりがあるため、食べたくないものや、食欲自体がないことも普通です。

そういったときも「赤ちゃんのため」と思って無理に食べようとしちゃいますが、これは妊婦さんに大きなストレスになります。

 

また、体調があまり良くないけれど夫の料理を作らなければと、無理に体を起こして料理を作ろうとする人もいます。

このように「無理に」何かをしようとすると、精神的につらかったり、身体に負担がかかったりなどするため、自分の身体の状態をしっかりと把握して、無理をしないようにしましょう

プー太郎
妊娠はただでさえ大変なことが多いから、無理は禁物だよ!

まとめ

妊娠中の身体の変化7つとその対策

身体の変化 対策
つわり(吐きつわり・食べつわり・においつわり) 各症状に合った対策
体重の増加にともなう腰や背中の痛み 身体が楽な姿勢・寝やすい姿勢を追求すること
貧血 鉄分が多く含まれている食べ物を多くとること
便秘 水分をしっかりと取ること・適度な運動
ねむくなる 眠る・水で顔を洗う、身体を動かして眠気を覚ます
切迫流産や切迫早産 安静にする
妊娠高血圧症候群 安静にする

 

妊娠中に気をつけるべきこと

  1. 食生活の改善・健康的な生活にシフトする
  2. 適度な運動をする
  3. 無理をしない

 

特に初めての妊娠はわからないことだらけ!

だかこそ、事前に調べて対策を考えておくようにしておきたいところ。

ただ、妊娠中に最も大切なことは、「夫、両親、お医者さんをしっかりと頼ること」です。

悩みは一人で抱え込まず、周囲の人に協力してもらうことが元気なお子さんを生むために何より重要です!