ベビーベッドは、「用意したほうがいい派」「用意する必要はない派」の意見が一番分かれるアイテムです。
なぜ意見が分かれるのかというと、「赤ちゃんにとって一番大切なのは安全?それとも安心?」という考え方の違いが大きく反映されるからです。
赤ちゃんの安心を一番に考える人なら、添い寝ができないベビーベッドは不要だというでしょう。
でも、赤ちゃんの安全を一番に考える人は、ベビーベッドは必要だといいます。
どちらが正解ということはありません。
一番大切なことは、ベビーベッドが赤ちゃんの安全を守る理由を理解した上で、赤ちゃんにベビーベッドが必要かを決めることです。
この記事では、私ぐーたらまる子や出産経験のある先輩ママたちの声をまとめました。
この記事を読めば、ベビーベッドのメリット・デメリットを理解できるだけでなく、ベビーベットの選び方や使用するときの注意点も知ることができます。
・ベビーベッドって本当に必要なの?
・ベビーベッドのメリット・デメリットをきちんと理解したい
・ベビーベッドの選び方が知りたい!
ベビーベッドのメリット
ベビーベッドを使うメリットは以下の3つです。
・赤ちゃんの安全が守れる
・寝る場所を清潔に保てる
・ベビーベッド下に必要なものを収納できる
赤ちゃんの安全が守れる
ベビーベッド最大のメリットは、睡眠中の窒息死から赤ちゃんを守れることです。
添い寝や添い乳は、出産経験のあるほとんどのママが経験していると思います。
添い寝をすると安心するのか赤ちゃんは泣きやむことが多いし、横になったまま授乳する添い乳は、深夜の授乳が頻繁な時期はいちいち起き上がらなくていいのでありがたい存在だからです。
しかし、大人が赤ちゃんと一緒に寝ることは、窒息死の危険因子になるといわれています。
寝ている間に、大人の体の一部が赤ちゃんを圧迫したり、寝具が赤ちゃんの口をふさいでしまう危険性があるからです。
うつ伏せ寝,添い寝,ベッド上に柔らかい物を置くことは小児の睡眠中の窒息死の危険因子となる。
引用:小児の急死剖検例の検討
ベビーベッドを利用して赤ちゃんを一人でのびのびと寝かせることは、赤ちゃんの安全を守ることにつながります。
寝る場所を清潔に保てる
「上の子やペットがいないなら、寝ている赤ちゃんが危険にさらされることはないから、ベビーベッドは必要ない」とよく聞きますよね。
しかし、実は床に寝かせるということ自体が赤ちゃんにとって良くないことと言われています。
なぜなら、床に近い距離だと赤ちゃんがホコリを吸いこんでしまうからです。
ホコリを吸い込まないために必要な距離は、床面より30cm以上。
ベビーベッドは床からの高さを保てるので、赤ちゃんをほこりから守り清潔な場所で寝かせることができます。
ベビーベッド下に必要なものを収納できる
ベビーベッドを使うと、ベッドの下にスペースができます。
実は、このベッド下にできるスペースが収納にバッチリで、めちゃくちゃ使えます。
このスペースにぜひ収納してほしいのが、おむつやおしりふきなど、おむつ替えに必要なアイテムです。
おむつ替えに必要なものを一か所にまとめて収納できるので、おむつ替えがすごく楽!
特に生後2か月までは授乳もおむつ替えも1日10回以上行うので、やりやすい環境を整えることは大切です。
ベビーベッドのデメリット
ベビーベッドのデメリットは、以下の3点です。
・ベビーベッドを置くスペースが必要
・使用できる期間が短いわりにお高い
・授乳のたびに赤ちゃんの移動する必要がある
ベビーベッドを置くスペースが必要
ベビーベッドを置くためには、スペースの確保が必要です。
ベビーベッドの標準サイズは70×120cmなので、置けるだけのスペースを事前に用意しましょう。
マンションなどで使いやすいミニタイプのベビーベッド(60×90cm)もありますが、それでもちょっとした家具くらいの大きさはあります。
出産前の忙しい時期に、スペース確保のため模様替えや片付けの手間が必要です。
使用できる期間が短いわりにお高い
ベビーベッドは、平均して3~5万円前後する高い買い物です。
ただ、標準サイズのベビーベッドなら2歳まで使えるものが多いので、「2年間毎日使えるものが3万円なら納得」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし!ベビーベッドの実際の使用期間を先輩ママに聞いてみると、2歳まで使ったという人はほとんどいません。
寝返りやつかまり立ちが始まり自由に動けるようになるまでの6~12か月までしか使わなかった、という意見がほとんどでした。
授乳のたびに赤ちゃんの移動する必要がある
生後2か月くらいまでは授乳の間隔が短く、2時間おきに授乳が必要な赤ちゃんも珍しくありません。
ママにとっては、まとめて睡眠をとることができないつらい期間とも言えます。
そんな寝不足のなか、2~3時間ごとに赤ちゃんをベビーベッドから抱きかかえて授乳後ベッドに寝かしつけるのはかなりの重労働!
赤ちゃんの安全を守るためにはベビーベッドで寝かせることが一番ですが、ママの体調が持たない場合にはパートナーや信頼できる人の協力が必要です。
ベビーベッドは購入よりレンタルがおすすめな理由
子育て経験がある先輩ママが、そろって口にすることがあります。
「ベビーベッドを利用するなら、購入するよりレンタルがいい!!!!」
その理由はこちら。
・使用できる期間が短いからレンタルの方がオトク
・使い心地を試すことができるから失敗しない
・使用が終わった後保管場所に困らない
使用できる期間が短いからレンタルの方がオトク
ベビーベッドを使用する時期は、意外に短いです。
多くの先輩ママたちは、寝返りができるようになってから添い寝に移行するパターンがほとんど。
平均3~5万円ほどするベビーベッドですが、使用する期間は6~8か月というママも少なくありません。
6~8か月の平均レンタル料金は1~2万円前後なので、買うよりお得にベビーベッドを利用することができます。
使い心地を試すことができるから失敗しない
レンタルのいいところは、実際に使用してみて高さや大きさが合わなかったときは、他のベッドに変更できることです。
ベビーベッドといっても、大きさや高さなど様々。
赤ちゃんが小さくておむつ替えが頻繁な時は高いベッドの方楽な人もいるし、自宅の広さによってぴったりな大きさも違います。
購入をしたら買い替えるのは大変ですが、レンタルなら自分が使いやすいベッドへの変更は可能です。
使用が終わった後保管場所に困らない
子どもは複数ほしいし今度もベビーベッドを使うと思うから購入しよう!という人も多いと思います。
しかし、ベビーベッドは使っていないときの保管が意外に大変!
組み立ててあったベッドをばらしても大きさがかなりあるので、保管場所に困るという先輩ママたちの声も多数。
しかも木で出来ているので、保管場所によっては湿気を含んで第二子誕生まで清潔な状態で保管できないというパターンも。
レンタルなら使用後は返却できるので、保管場所に頭を悩ませることはありません。
オススメのベビーベッドレンタルサービスをご紹介
おすすめのベビーベッドレンタルサービスをご紹介します。
一つの選択肢として参考にしてください。
業界最安値&品揃えNo.1 ベビー用品レンタルならベビレンタ
「ベビレンタ」はレンタルサービスの中でも業界最安値、品揃えNo.1のとても人気のレンタルサービスです。
この会社の一番の特徴は、なんといってもベビー用品の品揃え!
ベビーベッドはもちろん、チャイルドシートやベビーカー、抱っこ紐、おもちゃなどあらゆるベビー用品のレンタルを行っています。
国内メーカー、海外メーカーなどお好きなものを選べるのも嬉しいですね♪
わずか5秒で組み立てられるベビーベッドもあります!!
・業界最安値&品揃えNo.1
・レンタルの延長や万が一の事故に備えた安心保証オプションも有り
・国内・海外メーカーの豊富なブランドから好きなものをレンタル出来る
出来るだけ早い段階から家族で相談をして購入するのか、レンタルするのかを考えておきましょう!
ベビーベッドの選び方
数多くあるベビーベッドから、自分たちの希望に合ったベビーベッドを選ぶときのポイントを説明します。
「PSCマーク」と「SGマーク」を取得している
ベビーベッドを選ぶときにまず気にすべきは、安全基準合格商品であるPSC・SGマークがついているかどうかです。
参考:日本品質保証協会機構SGマーク:製品安全協会が定めた安全基準に合格した製品につけられるマーク
参考:製品安全協会
ということは、安全性が確認できていないベッドもレンタルされている可能性があるということ!
レンタルベッドを検討するときは、必ずPSC/SGマークがついていることを確認しましょう。
高さで選ぶ
①標準タイプ
床から床板まで19cm前後・50cm前後と2段階調節できるものが一般的です。
大人のベッドと同じくらいの高さなので、寝室にスペースが確保できればベビーベットをすぐ横において使用することができます。
寝た状態で赤ちゃんの様子を確認できたり、添い寝に近い形で寝かしつけることができるので、ママも赤ちゃんも安心して寝れるのがうれしい!
ただ、床からの位置がハイタイプより近いので、掃除の時はほこりに注意が必要です。
②ハイタイプ
床から床板まで37cm前後・70cm前後での二段階調節が可能なものが一般的です。
高さがあるので、腰をかがめることなく赤ちゃんのおむつ替えができます。
立ったまま作業ができるので、おむつ替えが一日に10回以上必要な時期でも、腰への負担がないのがうれしい!
床からも十分離れているので、ホコリを気にする必要もありません。
大きさで選ぶ
①標準サイズ
内寸70×120cmが一般的で、赤ちゃんがゆったり寝れるサイズです。
また既成の布団は標準サイズで作られているものが多いので、たくさんの種類から布団を選ぶこともできます。
大きいので移動は大変ですが、寝室に固定で置く場合にはおすすめです。
②ミニサイズ
内寸:60×90cmが一般的です。
事故を起こさないための注意点
ベビーベットの柵は必ずあげる
口や鼻をおおったり首に巻きついたりするものを顔回りに置かない
子どもが寝ているすぐ横に、布でできたかわいいぬいぐるみを置いてあるのは、よく見る光景です。
しかし、子どもをベビーベッドで寝かしている時は、顔回りにぬいぐるみを置くことは厳禁!
なぜなら、布は赤ちゃんの口をふさぎ窒息する可能性があるからです。
ガーゼやタオルも、同じ理由で顔回りに置くことはやめましょう。
キャスターのストッパーがきちんと固定されているか確認する
キャスターのストッパーが止まっていないと、上の子どもがいる場合は動かしたりして危ないのは言うまでもありません。
また、上の子がストッパーをいじって固定を解除してしまう可能性もあります。
上の子どもがいる家庭は、ストッパーがきちんと固定されているかを毎回確認することをおすすめします。
ベビーベットのメリット・デメリットを徹底解説・まとめ
ベビーベットのメリットとデメリットは以下です。
・赤ちゃんの安全が守れる
・寝る場所を清潔に保てる
・ベビーベット下に必要なものを収納できる
・ベビーベットを置くスペースが必要
・使用できる期間が短いわりにお高い
・授乳のたびに赤ちゃんの移動する必要がある
生後0~2か月の赤ちゃんは、一日の多くを寝て過ごします。
だからこそ、ベビーベッドで赤ちゃんが寝る場所の安全と衛生を守ることは、とても大切です。
家の大きさや用途によって、各家庭にぴったりなベビーベッドは変わってきます。
この記事が、あなたのベビーベッド選びのお役に立てればこれほどうれしいことはありません。