出産が近づいてくるとお腹にいる赤ちゃんのために、何を準備すればいいか悩みますよね!
新生児・赤ちゃんのための準備はとても沢山あり、しかも季節や環境によって必要なものが異なります。
そんな方のために新生児・赤ちゃんに絶対に必要なもの、意外にいらないものなどをまとめました。
季節や環境によって必要なものもご紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね!
新生児・赤ちゃんの準備はいつ始める?
新生児・赤ちゃんの準備は安定期に入ったあとから少しずつ始めると良いでしょう。
特にベビーウェアなどは性別に合わせて購入したいという方も多いので、性別が分かってから準備を始めるのがおすすめです。
また、チャイルドシートやベビーベッドなどを、購入するかレンタルするかで悩む方も多いと思います。
考える時間を多くとるためにも早めに検討を始めるといいでしょう。
出産予定日が近付いてから準備を始めると、大きなお腹が負担で動きにくいため、生産期に入るより前に準備をしておくことをオススメします!
必ず必要な新生児・赤ちゃん準備リストはこれだ!
新生児・赤ちゃんに必要な最低限の準備リストは以下のものとなります。
- ベビーウェア(肌着・カバーオール)
- おくるみ
- おむつ
- お尻ふき
- おむつ替えシート
- ベビーベッド等寝具
- ベビーバス
- ガーゼ
- 赤ちゃん用バスタオル
- ベビーソープ
- ベビーローション
- ベビー用綿棒
- ベビー用爪切り
- 体温計・湯温計
- チャイルドシート
- 抱っこ紐
それぞれどのような使い道があるのか、何を選べばいいのか等詳しくご紹介します。
必ず出産までに準備リストを確認のうえ、準備しておきましょう!
ベビーウェア(肌着・カバーオール)
ベビーウェアは出産直後から必要になるため、必ず準備しておきましょう!
特に肌着はおむつ漏れや吐き戻しなどで、1日で何枚も使う可能性があります。5枚~7枚程度用意しておくことをおすすめします。
季節にもよりますが、赤ちゃんは暑がりですので短肌着を主に利用すると良いでしょう。
短肌着とは袖の短い肌着のことです。長肌着もありますが、冬生まれ(12月~2月生まれ)意外はあまり使う機会はないかもしれません。
また、カバーオールは聞きなれない言葉かもしれませんが、赤ちゃん用の上がつながった洋服と考えてください。
日中やお出かけするときなどに着るためこちらも3~5枚あるといいでしょう。
新生児や赤ちゃんのベビーウェアは可愛いものが多いため、沢山買ってしまいがちです。
しかし新生児・赤ちゃんの成長はとても早く、あっという間に着れなくなってしまいます。
沢山買いすぎないように注意しましょう!
おくるみ
おくるみとは退院時や少しお出かけするときに、赤ちゃんを包む大きな厚手の布のことです。
沢山使う機会はありませんが、退院時に必須であったり、定期健診などに赤ちゃんを連れて行くときなどに使用します。
1つ2つくらい用意しておくほうがいいでしょう。
おむつ
新生児・赤ちゃんにとっておむつは必ず必要な物です。忘れずに準備しておきましょう。
おむつには色々なメーカーがありますが、少しずつ購入して試してみるか、出産した病院で使用していたものをまず使用してることをおすすめします。
こちらも沢山買ってしまいたくなりますが、すぐにサイズアウトしてしまいますので、買いすぎないように注意しましょう。
お尻ふき
お尻ふきもおむつと同じく必ず必要になるものです。
トイレに流せるものや厚手の物など、こちらも種類が豊富にあります。
赤ちゃんによってはお肌がとても弱く、お尻ふきでお肌が荒れてしまうこともあるので、こちらも色々な種類を試すといいでしょう。
おむつ替えシート
おむつ替えシートも必須といっていいほど利用するものです。
最初は本当に必要なのだろうかと思うかもしれませんが、新生児の頃や赤ちゃんが小さい頃はおむつを変えている最中におしっこをされるなど日常茶飯事です。
その度にシーツを変えたりするのは手間ですよね!
そんな時におむつ替えシートがあれば汚れを防いでくれるので、用意しておくことをおすすめします。
ベビーベッド等寝具
新生児・赤ちゃんのためのベビーベッドやベビー布団は必ず準備しておきましょう。
なかにはママと一緒に寝ることを検討している方もいるかもしれません。
しかし、大人用のベッドや布団は新生児・赤ちゃんにとっては柔らかすぎます。
掛け布団や何かの拍子に寝返りしてしまった時などに、窒息してしまう可能性があります。
できるだけ大人とは別に寝る場所を準備したほうがいいでしょう。
もしどうしても一緒に寝る場合には、添い寝専用のベビー寝具がありますので、こちらを利用してください。
ベビーバス
新生児の間は沐浴を行うため、ベビーバスが必要です。
大人と一緒にお風呂に入るのは新生児期が終わった後、産後1ヵ月ほど経過してからになります。
それまで新生児の赤ちゃんは抗体が少ないため、必ずベビーバスで大人とは別で沐浴をさせてあげましょう。
ベビーバスも種類は様々です。硬いタイプの物や柔らかく台所で使えるようなものまであります。
ご自身の環境や沐浴をする場所によって選ぶようにしましょう。
ガーゼ
新生児・赤ちゃんの間はガーゼを様々な時に使用しますので、多めに準備しておきましょう。
例えば沐浴の時に身体が冷えないように掛けてあげたり、顔を洗うときに使用したり、吐き戻したりしてしまった時に使用します。
大きくなってからもお風呂の際に使用できますので、用意しておいて損はないでしょう。
赤ちゃん用バスタオル
新生児・赤ちゃんのお肌はとても敏感です。赤ちゃん用の柔らかいバスタオルを準備しておくようにしましょう。
夏には薄手のタオルケットの代わりとしても利用できますよ!
中には赤ちゃんの身長を計れるようにメモリがついている物もあります。
楽しみながら身体を拭いてあげることができるので、とてもおすすめです。
ベビーソープ
新生児・赤ちゃんのお肌はとても繊細なので、大人用のボディーソープではなく、赤ちゃん専用のベビーソープを利用するようにしましょう。
基本的に顔や頭、身体も洗えるものが多いためシャンプーは必要ありません。
ベビーローション
新生児・赤ちゃんのお肌はとても乾燥しやすいため、お風呂上りのケアは必須です。
そのため、ベビーローションは必ず準備しておきましょう。
乾燥が気になる場合にはお風呂上りだけでなく、日中にも使用することがあります。
ベビー用綿棒
新生児・赤ちゃんの耳やおへそ、お鼻のケアにベビー用綿棒を使用します。こちらも必須のものなので忘れないようにしましょう。
大人用の綿棒は硬いため、赤ちゃんのお肌を傷つけてしまいます。必ずベビー用を用意してください。
ベビー用爪切り
新生児・赤ちゃんの爪は驚くほど小さく、大人の爪切りでは切れません。ベビー用の爪切りも必ず用意してください。
ベビー用の爪切りはハサミタイプと、大人と同じタイプのものに分かれます。
最初の頃はハサミタイプのほうが切りすぎを防げるのでおすすめです。
体温計・湯温計
新生児・赤ちゃんの体調管理のため、体温計は必須です。
毎日体温を計って異常がないか確認するようにしてください。
湯温計は沐浴時にお湯の温度を確認するために必要です。
ベビーバスを使用していると温度が低かったり、逆に高すぎたりすることに中々気づくことができません。
あるととても助かるグッズの1つなので持っておくといいでしょう。
チャイルドシート
産後退院するときに必ずチャイルドシートは使用することになるため、出産するまでに必ず準備しておきましょう。
新生児の頃から乗せられるタイプのものを選んでくださいね!
チャイルドシートの中には回転することができたり、日よけカバーがついているものなど種類が様々です。
どの機能が必要か吟味したうえで選ぶといいでしょう。
抱っこ紐
抱っこ紐は産後長く使う可能性のあるベビーグッズの1つです。
赤ちゃんの頃の移動は基本的には抱っこになる方が多いでしょう。
どの抱っこ紐にするべきかよく考えて購入しましょう。
抱っこ紐の中にはインサートをつけることで、新生児の頃から利用できるものもあります。
1つの抱っこ紐で大きくなるまで使用したい場合は、こういった抱っこ紐を使用するといいでしょう。
環境によって準備が必要なリストは?
どの赤ちゃんにも必要な準備リストをご紹介しましたが、環境によっては準備が必要なものもあります。
ご自身が当てはまるかどうか準備リストを確認の上、準備しましょう。
- バウンサーや簡易ベビーベッド
- 授乳関連グッズ
- 赤ちゃん用洗剤・柔軟剤
- 消毒液
- ベビーブラシ
これらは環境によって必要になる場合があります。それぞれどんな環境の時に必要かご紹介します。
バウンサーや簡易ベビーベッド
新生児・赤ちゃんをいつも寝ているベビーベッドや、ベビー布団以外のリビングなどで遊ばせたり、待たせたりする場合に必要になる場合があります。
目の届く範囲で家事をしたい時などにあるととても便利です。
授乳関連グッズ
母乳ではなく、ミルクや混合での育児を検討している場合は、授乳関連グッズは必須となります。
哺乳瓶、乳首、ミルク、哺乳瓶消毒用器具、哺乳瓶専用ブラシは必要となりますので、購入しておきましょう。
乳首は赤ちゃんによって好みが異なります。まずは1つ購入してみて、飲んでくれるか確認するようにしてください。
赤ちゃん用洗剤・柔軟剤
現在ご自宅で使用している洗剤によって、赤ちゃんには刺激が強すぎるものがあります。
その場合は赤ちゃん用の洗剤や柔軟剤を購入しておきましょう。
赤ちゃんにも利用できるかどうかは裏面などに記載があります。
大人と併用するか赤ちゃん専用を購入するか前もって調べておいてください。
消毒液
出産した病院によっては新生児・赤ちゃんのへその緒の消毒が必要になる場合があります。
その際は消毒液を準備しておくといいでしょう。
ただし病院から退院時に消毒液をもらえる可能性がありますので、ご出産予定の病院に確認をするのがおすすめです。
ベビーブラシ
新生児・赤ちゃんの髪の毛が多い場合にはベビーブラシが必要となります。
赤ちゃんの髪の毛はとても細く、柔らかいためとても絡まりやすくなっています。
お風呂上りにベビーブラシで梳くことによって絡まりを防げるので、産後赤ちゃんの様子を見て購入をしましょう。
新生児・赤ちゃんで意外に要らないアイテムリスト
一般的な新生児・赤ちゃんの準備リストに含まれていますが、意外に使用しないアイテムもあるので、ご紹介します。
- 帽子・ミトン・靴下
- スタイ
- 体重計
- A型ベビーカー
以上は必要に応じて購入する形でいいでしょう。詳細について詳しく解説します。
帽子・ミトン・靴下
新生児・赤ちゃんはとても暑がりです。特にミトンや靴下は使用する頻度は少ないでしょう。
赤ちゃんが手で顔をひっかいてしまうことが多かったり、お出かけするときなどには利用する可能性もありますが、必須のアイテムではないでしょう。
スタイ
新生児・赤ちゃんによっては、よだれや吐き戻しがそこまで多くない子もいます。
その子によって必要なタイミングも異なりますので、こちらも前もって準備しておく必要はないでしょう。
赤ちゃん用の体重計
新生児・赤ちゃん用の体重計は赤ちゃんがどれくらい母乳・ミルクを飲めたかを、体重を計ることで計算するときに使用します。
通常あまり使用することはありません。赤ちゃんの体重の増加が悪いなどあれば、飲んでいる量を確認するためにも購入を検討するといいでしょう。
A型ベビーカー
新生児期から利用できるA型のベビーカーは、重くて大きいものが多いため、抱っこ紐があるのであればすぐに購入する必要はないでしょう。
また、赤ちゃんによってはベビーカーに乗ることを嫌がる子もいます。
赤ちゃんが大きくなってから、赤ちゃんが嫌がらないかの確認も含め、実際に見に行ってからB型のベビーカーの購入を検討することをおすすめします。
新生児・赤ちゃんの準備は季節によって異なるので注意!
新生児・赤ちゃんの準備は季節によって必要なものが異なります。
出産時期に合わせて追加で必要なものがないか準備リストを確認しておくようにしましょう。
夏生まれ(6・7・8月)
- 短肌着
夏生まれの子は汗を沢山かくことが予想されます。短肌着は通常よりも多めに購入しておくようにしましょう。
冬生まれ(12・1・2月)
- 長肌着
- スリーパー
- 毛布
冬生まれの子は寒さ対策に長肌着も準備しておくようにしましょう。
また、赤ちゃんは寝ている時、想像以上に動きます。
寝ている時に掛け布団をどけてしまい、身体を冷やしてしまうことがあります。
スリーパーを使用すれば、掛け布団から出て冷えてしまうこともないので、用意しておきましょう。
ベビー用品を購入後のお洗濯・消毒方法
ベビー用品を購入した後は、買ったままのものをそのまま新生児・赤ちゃんに使用しないようにしましょう。
中には赤ちゃんにとって有害な物質が付着していることがあります。
必ず洗濯・消毒をしてから使用するようにしてくださいね。
お洗濯方法
購入したベビーウェアなどは「のり」がついているため、水通しをしましょう。
水通しとは新品の服についているのりを水洗いすることで落とすことです。
特に赤ちゃんは肌が敏感なので水通しは忘れず行ってください。
ベビーウェアは生地が痛みやすいので、洗濯ネットに入れて「手洗いコース」や「おしゃれ着コース」などの、優しい洗い方のコースを選択しましょう。
消毒方法
哺乳瓶や乳首などは前もって、洗浄したうえで専用の消毒機器を使用して消毒しておくようにしましょう。
おもちゃなども消毒液で一度拭くようにしてくださいね。
新生児・赤ちゃんの出産準備リスト まとめ
新生児・赤ちゃんの出産準備はとてもワクワクしますよね!
赤ちゃんとの生活を考えながら、必要なものを購入していくのはとても楽しい時間だと思います。
ご自身の生活スタイルや、赤ちゃんとの生活を想像して本当に必要な物を購入して下さいね。
出産後に買い忘れていた!と後悔することがないよう、しっかり準備リストを確認の上、買い漏らしがないようにしておきましょう。