「胎教はいいらしいと聞いたことがあるけど、実際はやり方も効果もよくわからない」というあなた。
ずばりいいます。
胎教は赤ちゃんにとってメリットしかありません。
胎教は赤ちゃんにとってメリットしかありません。
お腹の中での生活は、赤ちゃんがこの世に出てくるまでの準備期間。
その準備期間の過ごし方は出産後の赤ちゃんに影響を与える、と考えられています。
だからこそ、胎教は赤ちゃんに必要です。
この記事では、私・ぐーたらまる子が、先輩ママたちの声を交えながら胎教についてまとめました。
・胎教ってした方がいいの?
・胎教にどんな効果があるの?
・胎教はいつごろからしたらいいの?
・胎教にどんな効果があるの?
・胎教はいつごろからしたらいいの?
こんな疑問がある人には役立つ記事になっているので、ぜひ読んでみてくださいね。
胎教、超オススメ!!
目次
胎教をすると期待できる3つの効果
胎教をすると、期待できる効果は以下の3つです。
・親になる準備ができる
・赤ちゃんに言語のリズムを伝えられる
・赤ちゃんの情緒が安定する
・赤ちゃんに言語のリズムを伝えられる
・赤ちゃんの情緒が安定する
期待できる効果を一つずつ説明するね!
親になる準備ができる
パパとママが、お腹の中にいる赤ちゃんとコミュニケーションをとることは、親になるという自覚の芽生えにつながります。
女性は、お腹の内側から赤ちゃんの存在を感じることができますが、男性はそれができません。
「親になる」という自覚について男女で差が出てしまう、ということはあるようです。
しかし、男性が胎教を通じて赤ちゃんとコミュニケーションをとる時間は、「自分はこの子の親なんだ」という自覚を徐々に育ててくれます。
実は、パパとママが一緒に胎教を行うことで、親になる準備ができるだけでなく夫婦のきずなが深まったというママも多数。
胎教を通して、夫婦二人で赤ちゃんを迎える準備をしましょう。
胎教で親になる準備をしよう!
赤ちゃんに言語のリズムを伝えられる
実は、「赤ちゃんがお腹の中にいる時に聞いている言語のリズムを学習している可能性は高い」と言われています。(参考:Rand&Lahav, 2014 Early Human Development)
科学的な根拠については、まだ研究段階です。
が、確かに日本語と英語はリズムが違うので、赤ちゃんがわかっていても全然おかしくないですよね。
が、確かに日本語と英語はリズムが違うので、赤ちゃんがわかっていても全然おかしくないですよね。
お腹の中にいる時に聞きなれた言語とそうでない言語の違いは、生まれた直後にわかるとも言われています。
(参考:Moon et al. 2012)
(参考:Moon et al. 2012)
聞きなれた言語だと、その後の学習もスムーズです。
2020年の教育改革で、小学校でも英語の授業が本格的に導入されました。
時代の流れを見ても、日本語だけでなく英語が必要となることは間違いありません。
時代の流れを見ても、日本語だけでなく英語が必要となることは間違いありません。
英語をお腹の中にいるうちから聞かせてリズムだけでも伝えることは、今後の赤ちゃんの英語学習をスムーズにすすめる準備になるかもしれません。
胎教で言語のリズムを伝えよう!
赤ちゃんの情緒が安定する
日本胎教協会では、「胎教はおなかの赤ちゃんによい環境作り」と言っています。(参考:日本胎教協会)
お腹の赤ちゃんの心地よい環境には、ママのリラックスが必要不可欠!
妊娠している間ママがリラックスをして過ごすことで、赤ちゃんもお腹の中でリラックスができ、生まれてからも情緒が安定した子になる場合が多いといわれています。
これも科学的根拠はないですが、リラックスした中で過ごしたら赤ちゃんにもよさそう、というのはわかりますよね。
だから、ママがリラックスして穏やかに過ごすことも、立派な胎教の一環といえます。
ママのリラックスも大切な胎教の一つ!
胎教を始める時期はつわり後がおすすめ
胎教を始める時期は、「早ければ早いほどいい」といわれています。
赤ちゃんとコミュニケーションをとるのに遅いほうがいい、ということはありませんよね。
ただ、妊娠初期はつわりという鬼門があります。
つわりの程度は個人差が大きく、ひどいと栄養が取れずに入院する人もいるくらいです。
つわり中は、この気持ち悪さを乗り切るのだけで精一杯、という人も多いはず。
だから、そんなつらい時期に無理をして胎教を始める必要はありません。
つわりがおさまるまでは、ゆっくりと休みましょう。
胎教は、つわりがおさまり、リラックスして赤ちゃんに向きあえるようになってから始めるのがおすすめです。
時期で言ったら、4~5か月目でつわりがおさまる人が多いと思います。
しかし、つわりが全くない人だったら、早くから胎教を始めることはもちろんOK!
自分の体調と相談をしながら、無理なく始めてみましょう。
絶対に無理はしちゃだめ!
妊娠期間別!おすすめの胎教6選
ここからは、妊娠期間別におすすめの胎教を紹介していきます。
赤ちゃんの様子も一緒に紹介するね!
妊娠4~5か月におすすめの胎教
4か月になると胎盤が完成し、へその緒を通じてママから栄養をもらえるようになります。
5か月に入ると、聴覚機能が発達し音が伝わる構造ができ始めます。
赤ちゃんは聴覚から発達するといわれていて、このころから赤ちゃんはパパママの声を感じることができるように!
赤ちゃんは聴覚から発達するといわれていて、このころから赤ちゃんはパパママの声を感じることができるように!
また、記憶をつかさどる海馬が完成するのも、5か月といわれています。
海馬の完成により、パパやママの声を聞いて脳で記憶することができるので、赤ちゃんにたくさん話しかけましょう。
おすすめの胎教1:家族が話しかける
この時期におすすめなのは、なんといっても赤ちゃんへの話しかけです。
パパとママの声を記憶することができるこの時期、たくさん話しかけて声を聴かせてあげましょう。
パパとママの声を記憶することができるこの時期、たくさん話しかけて声を聴かせてあげましょう。
「何を話したらいいの?」とむずかしく考える必要はありません。
「今日も天気がいいね。気分はどう?」
「お腹すいたなぁ。赤ちゃんもお腹すいた?」
「お腹すいたなぁ。赤ちゃんもお腹すいた?」
などなど、独り言に近いことでも、どんどんはなしかけていきましょう。
この時期に、お腹の中にいる時限定の名前をつけて呼びかけるのもおすすめです。
「ベビちゃん」や「ぽこちゃん(お腹をポコポコけるから)」など、期間限定ネームをつけていた!という先輩ママも多数です。
赤ちゃんが生まれてきた後付ける名前が決まっているなら、その名前でよんであげるのもいいですね。
名前をつけると、いとおしさがこみ上げるー!
おすすめの胎教2:音楽を聞く
音楽を聞いてリラックスするのもおすすめです。
胎教は、赤ちゃんの環境をいい状態に整えること。
ママがリラックスすることは、おなかの赤ちゃんにもよく、結果胎教につながります。
一般的に、脳からα波がでる音楽はリラックス効果があるといわれています。
クラシックが胎教にいいといわれている理由も、α波がでるからです。
クラシックのほかに、波の音や川の音など自然界の音をとりいれた音楽もα波が出やすいといわれています。
ここでは、おすすめの音楽を紹介します。
星に願いを~ディズニー・コレクション
出典:Amazon.co.jp
せせらぎ
出典:Amazon.co.jp
100曲モーツァルト
出典:Amazon.co.jp
でも、パパとママが好きな歌を赤ちゃんと一緒に聞くのもいいですね!
大好きなバンドの歌を聞かせていた先輩ママもいます。
だからか、出産後はそのバンドの曲はノリノリで聞いてくれるそうです。
脳からα波を出してリラックスしよう!
妊娠6~7か月におすすめの胎教
6か月になると、足の骨もしっかりしてきて胎動を感じることができるようになります。
そして聴覚は、24週ごろに完成するといわれています。
外の音が聞こえるようになり、音の刺激に対して心拍数があがったり、反応する音の周波数なども変化するといわれています。
聴覚が完成したこの時期は、読み聞かせや歌など、パパママの声をたくさん赤ちゃんに届ける胎教がおすすめです。
高い音の方が届きやすいので、高めの声で話しかけるとなおいいかもしれません。
おすすめの胎教3:絵本を読み聞かせる
読み聞かせ用の音源がついている絵本もたくさん売っていますが、おすすめはママパパ自身の声での読み聞かせです。
赤ちゃんに聞かせる絵本なので、好きをたくさん伝えられる内容だといいですね。
ここでは、おすすめの絵本を3つ紹介します。
どんなに君が好きかあててごらん
出典:Amazon.co.jp
作/訳 | サム・マクブラットニィ/小川仁央 |
絵 | アニタ・ジェラーム |
出版社 | 評論社 |
出版年 | 1995年10月 |
でかうさぎとちびうさぎが、お互いどのくらい相手を好きか競い合うお話です。
好きの伝え合いがすごくかわいくて、やさしい気持ちになれる一冊です。
ちいさなあなたへ
出典:Amazon.co.jp
作/訳 | アリスン・マギー /なかがわちひろ |
絵 | ピーター・レイノルズ |
出版社 | 主婦の友社 |
出版年 | 2008年4月 |
あまり長くなくシンプルな絵本ですが、母に慣れた幸せをかみしめられるような一冊です。
私は不覚にも涙してしまいました。おすすめです。
しろうさぎとりんごの木
出典:Amazon.co.jp
作 | 石井睦美 |
絵 | 酒井駒子 |
出版社 | 文溪堂 |
出版年 | 2013年10月 |
ウサギの女の子とお母さんのやり取りにほっこり温かい気持ちになれる一冊です。
生まれてきたら色々なことをしてあげたいなぁと想像しながら読んでいました。
自分の好きな絵本を読むのもOK!
おすすめの胎教4:歌を歌う
パパとママが好きな歌を歌って、おなかの赤ちゃんに聞いてもらいましょう。
「どんぐりころころ」みたいな童謡でもいいですし、パパママが好きな歌でもいいと思います。
一番大切なことは、リラックスした状態で楽しく歌うことです。
お腹の赤ちゃんと一緒に楽しむつもりで歌ってみるのがおすすめです。
楽しく歌うことが大切!
おすすめの胎教5:英語で読み聞かせ・歌をうたう
もし英語が得意なパパママなら、英語絵本の読み聞かせや歌を歌うのもおすすめです。
お腹の中にいる時から、日本語とは違う英語のリズムを伝えていきましょう。
ここでは、英語初心者のパパママでも読みやすい絵本を3冊紹介します。
Maisy’s Bedtime
出典:Amazon.co.jp
作/訳 | ルーシー・カズンズ/五味太郎 |
絵 | アニタ・ジェラーム |
出版社 | 偕成社 |
出版年 | 1999年10月 |
数あるメイシーシリーズの中でも、わが家の子どもイチオシの絵本です。
おやすみの時の絵本なので、胎教でも夜に読んでいました。
英語自体もすごく簡単なのですが、日本語が一緒に書いてあるのでとても読みやすいです。
GOOD NIGHTMOON
出典:Amazon.co.jp
作 | マーガレット・ワイズ・ブラウン |
絵 | クレメント・ハード |
出版社 | HarperCollins Publishers |
出版年 | 1991年3月 |
こちらもおやすみなさいを伝える絵本です。
部屋の中のアイテムに一つ一つお休みを伝えていきます。
英文もシンプルで、読み聞かせやすい一冊です。
Huggy Kissy
出典:Amazon.co.jp
作 | Leslie Patricelli |
絵 | Leslie Patricelli |
出版社 | Candlewick Press |
出版年 | 2012年12月 |
赤ちゃんがパパママに「遊んで!キスして!」
かわいいイラストもさることながら、赤ちゃんの欲求にこたえるパパママのやり取りがかわいすぎる一冊です。
この本も、シンブルな英文で読み聞かせしやすいです。
まずは簡単な英語から挑戦!
妊娠8~10か月におすすめの胎教
この時期には主要な臓器や肺の機能も完成し、34週目以降なら自力での呼吸が可能になります。
このころは赤ちゃんも睡眠をするようになっていて、20~40分ごとに寝たり起きたりを繰り返しています。
動きも活発になってきて、胎動を感じるのが日常となっているこの時期は、赤ちゃんの胎動に合わせた胎教をおすすめします。
おすすめの胎教6:キックゲーム
キックゲームとは、赤ちゃんとダイレクトにコミュニケーションをとれるゲームです。
やり方は以下の通りです。
①赤ちゃんがお腹をけってきたら、「キック!」と言って赤ちゃんがけった個所をたたく
②①を何回か繰り返したら、今度はけった場所とは違う場所をたたいて「キック!」と伝える
③たたいた場所を赤ちゃんがけってきたら、「上手にできたね~!」とすかさず声かけ
④③に慣れてきたら、今度は「ふたーつ」といってお腹を二回たたく
⑤赤ちゃんが2回けったら、徐々に回数を増やしていく
先輩ママの7割が、「赤ちゃんがたたいた個所にキックしてくれた!」や「伝えた回数だけキックできた!」とあるアンケートで答えています。
そうです。赤ちゃんはこちらの言っていることがわかるし、数も数えることができるんです。
ちょっとすごいですよね。
ただ中には、「1回だけって言ったのに、めちゃくちゃけってくる」や「全然ダメだったー」というママももちろんいます。
ここで大切なことは、赤ちゃんが自分の指示通りにお腹をけることではありません。
赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむことです。
指示した個所をけらなかったときは、「よく聞こえなかったのかな~」くらいおおらかな気持ちで、ゲームを楽しんでください。
赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しもう!
先輩ママが伝授する胎教完全ガイド・まとめ
妊娠時期別のおすすめ胎教はこちらです。
【妊娠4~5か月】
・家族が話しかける
・音楽を聴く
・音楽を聴く
【妊娠6~7か月】
・絵本を読み聞かせる
・歌を歌う
・英語で読み聞かせ・歌をうたう
【妊娠8~10か月】
・キックゲーム
胎教で一番大切なことは、「赤ちゃんにいい環境を用意する」ということです。
赤ちゃんにとって一番いい環境とは、ママがリラックスしていること。
絵本の読み聞かせやキックゲームなど、直接赤ちゃんに働きかける胎教もありますが、
一番の胎教はママが穏やかに日々過ごすことです。
リラックスしたままのお腹の中は、赤ちゃんにとって一番いい環境にちがいありません。
普段とは違う生活で戸惑うことなど多くあるのが妊娠期間ですが、できるだけリラックスしてゆったり過ごすことが赤ちゃんにとって一番いい!ということを忘れずに楽しんでいきましょう。
一番の胎教は、ママのリラックス!